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普通科
General Course

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ポイント
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多様性を持つ学習プログラムで、あらゆる進学に対応します。

多様化し、新しい制度が導入されていく大学受験の中で、2年次からの「文理コース分け」と「習熟度別授業」を組み合わせることで、幅広く、生徒が自身の目標に合わせた授業を受けられるように編成しました。

普通科コース編成略図
全国模試 偏差値推移グラフ(平成28年度卒業生A)

多様化する進路実現のために、あらゆる面から学習にアプローチ

普通科は大学進学を目指す科ですので、1年次には基本3教科(国・数・英)の学習をメインとし、2,3年次からは理系科目、または文系の演習科目に多くの授業を費やします。

理数科目は高校生が苦手意識を持ちやすく、大学受験においては避けたがる科目ですが、実はきちんと学習すれば、文系科目よりもテストでの得点が伸びやすいのです。他の受験生が苦手とする分、理系科目をしっかり学習することで、大学受験が有利になるのは当然の事なのです。過去の理系の特進コースのノウハウを活かした理系科目対策は万全です!

また文系コースでは国語・地歴・数学・英語の「演習」の授業を準備しています。新しい大学受験では「応用力」を求められると言われていますので、記述式の問題対策、プレゼンテーション等、受験を意識した問題を解きながらも、実践の中で「応用力」を養っていきます。

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ICTで学習をサポート。

日々の授業の中での調べ学習や、プレゼンテーションの演習など、ICTを活用しながら基礎学力以外の部分を伸ばします。また、「スタディサプリ」を活用して中学生の内容や、各自の進路に合わせた個別な学習もサポートしていきます。

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可能性を引き出す独自の教育プログラム。

課外授業・校外模試

長期休暇中には課外授業を実施してしっかりと基礎学力の定着を目指します。様々な教育方法をとってはいきますが、基本は授業であることは変わりのない教育方針です。また、進学を目指すため、全国模試を受験し、大学受験に向けた計画的な学力向上を目指していきます。

総合的な探究の時間

普通科においては以前より学校独自の科目「選択課題研究」として多様な課題の中から興味のある分野を選択し、研究する授業を実施していました。どれも座学だけでは学べない内容となっており、自ら主体的に行動すること、様々な情報を収集し、分析すること、そして同じ課題を選択した生徒と協力することが求められます。1年間の活動を最後にプレゼンテーションする機会もあり、様々な力を総合的に育成してきました。新学習指導要領の「総合的な探究の時間」に通ずるものとして、この学習形式を踏襲していきたいと考えています。

令和6年度 総合的な探究の時間
体育系 ウェイトトレーニング 実際に筋力トレーニングをしながら、その効果的な方法や成果を研究します。
野球 硬式野球部の生徒がウォーミングアップの方法から練習方法まで、自身で考えて活動し、その成果を発表します。
情報系 プログラミング HTML, CSSなどのマークアップ言語から、プログラム言語であるPythonの基礎的な部分を学習します。
英語系 英会話 英語の中でも会話部分に特化して生きた英語、実践的な英語の学習します。
家庭科系 SDG's SDG'sについての理解を深めるとともに、発表を通じて校内においてSDG'sの意識向上の活動を行います。
芸術系 演劇 発声練習からオリジナルの脚本まで、演劇全般をチームで作成していきます。
映画研究 良質な映画を鑑賞しながら、様々な社会問題に対する知識と見識を育みます。
その他 DIY ものづくりの企画からデザイン、予算編成、製作までを通して学習します。
園芸 野菜や花などを育てる知識を得るとともに、校内美化に貢献します。
ボランティア 郊外での清掃活動をはじめ、各種の募金活動など幅広いボランティア活動を通じて社会貢献の意識を高めます。
広報 学校新聞や動画作成など、慶成高校を知っていただくための活動を通じて、広報活動を学びます。
進学 過去の全国模試をベースとして、入試問題の解き方を研究します。単に問題を解くだけでなく、その解き方を説明できる論理的思考能力を鍛えます。

また、1年次から各授業の中で小論文やプレゼンテーション対策の授業を行います。これらは特別なことではなく、日々の授業の中で培ってきた「考える力」が基礎となります。3年次には、新しい大学入試の様々な入試形態に適応した指導を行い、しっかりと対応していきます。

演習科目

文系コースでは3年次に国・数・英の「演習」科目を実施。通常科目で実施される定期考査を行わず、日々の実践的な学習活動を中心に評価します。1,2年次の「総合的な探求の時間」で養った自主的・主体的に臨む姿勢で、それぞれの科目の学習に取り組みます。

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課外活動も充実、多様な経験を重視。

多くの生徒が放課後の部活動に所属して活動しています。代表者のアジア地域への短期交換留学、種々のボランティア活動など授業以外でも学習機会を設けています。

部活動やボランティア活動を推奨

他の科でも同様ですが、普通科においても部活動やボランティア活動への参加を積極的に推奨します。高校生活において、自分が成長できたかどうか、学業成績の結果はもちろんのこと、部活動や学校行事も大事な教育の一貫だと考えております。多くのことに挑戦することで得た成功や失敗、そのどちらの経験も生徒たちの成長につながっていきます。

アジア派遣研修事業

福岡県私学協会が毎年行っている「アジア派遣研修事業」にも積極的に参加し、短期海外留学、アジア地域からの留学生の受け入れなど、多様な経験を積む機会をもうけます。このような課外活動に意欲的に取り組んだ経験が、学習面にも良い影響を及ぼし、進路実現につながると考えるからです。

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教育課程
Curriculum

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あらゆる進路の実現を可能にする柔軟なカリキュラム。

多様化する生徒の進路実現に応えるべく、2年次からのコース選択可能なカリキュラムになっています。

従来型の授業で基礎学力の育成

大学受験制度が大きな変化を迎えようとしていますが、いつの時代においても基礎学力の重要性は変わりません。本校普通科では年間32単位、週に2回の7時間授業を実施し、基礎学力の定着を疎かにはしません。

習熟度別授業

生徒の学習進度に合わせて、英語と数学は習熟度別にABクラスに別れて授業を実施します。それぞれ生徒の特性に合わせて授業を進めますので、しっかりと基礎を学ぶことも、どんどんと応用をすすめていくことも可能です。

2年次よりのコース選択

2年生から「文系」「理系」のコース選択を行います。自身の進路目標に応じてコースを選択することとなり、早い時期からの進路意識が必要になりますが、2年生の段階からしっかりと目標を定める意味も含めて生徒の進路決定・実現に必要なコース選択となります。

文系コースの特徴

文系コースは理系コースに比べると履修する教科・科目数が少ないこともあり、3年次には国語・英語・数学・地歴の4教科において「演習」の授業を行います。通常の授業とは異なり、1,2年次に学習した内容を活かしての応用が目的で、定期考査ではなく、日々の授業への取り組みで成績を出します。この4教科においては理系コースよりよりも深く探究する学習を行います。

理系コースの特徴

本校では文系であっても「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」3科目履修し、その上で理系コースは「物理」「化学」をしっかりと学習します。また「数学Ⅲ」などより高度な内容の科目も履修します。理系の大学に進学することを想定し、受験に必要な学力はもちろん、進学後の研究を支える基礎学力をしっかりと身に付けることを目標としています。

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2022年度入学生 教育課程

令和4年度入学生 教育課程表(普通科)
普通科
教科科目理系コース文系コース
1年2年3年1年2年3年
国語現代の国語22
言語文化22
論理国語2222
文学国語2222
古典探求2222
地理
歴史
歴史総合22
地理総合22
地理探求3
日本史探求23
地歴演習2
公民公共22
倫理2
政治経済2
数学数学Ⅰ33
数学Ⅱ44
数学Ⅲ3
数学A22
数学B22
数学C2
数学演習3
理科化学基礎22
化学22
物理基礎22
物理22
生物基礎22
保健
体育
保健1111
体育223223
芸術音楽Ⅰ22
外国語英語CⅠ33
英語CⅡ44
英語CⅢ44
論理・表現Ⅰ22
論理・表現Ⅱ22
論理・表現Ⅲ22
英語演習2
家庭家庭基礎22
情報情報Ⅰ22
総合的な探究の時間222222
特別
活動
LHR111111
合 計323232323232
※ 英語C … 英語コミュニケーション
※ LHR … ホームルーム活動

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進路実績
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確かな成長を示す進学実績。

2019年度まで、理系の特別進学コースとして、旧帝大、九州・山口の国公立大学、地元福岡県の大学に数多くの進学実績を残してきました。その伝統を引き継ぎ、普通科文系理系両コースにおいて生徒の進路実現を目指していきます。

主な進学先
大学・大学校
国公立大学
  • 大阪大学
  • 九州大学
  • 九州工業大学
  • 山口大学
  • 佐賀大学
  • 長崎大学
  • 大分大学
  • 北九州市立大学
  • 防衛大学校
  • 水産大学校
  • 九州職業能力開発大学校
私立大学
  • 西南学院大学
  • 福岡大学
  • 福岡工業大学
  • 九州産業大学
  • 近畿大学
  • 甲南大学
  • 奈良大学
  • 筑紫女学園大学
  • 西南女学院大学

理系大学進学の実績

2019年度に最後の特別進学コースの卒業生が卒業し、理系の進学コースとして、旧帝大、九州・山口の国公立大学、地元福岡県の大学に数多くの進学実績を残してきました。今後は普通科の理系コースが先輩たちの経験を引き継ぎ、生徒の進路実現に挑戦していきます。

文系大学から専門学校までの進学実績

2019年度まで普通科の進学コースが担ってきた、生徒の個性に応じた幅広い進路実現の役割を普通科の文系コースが担います。各種進学、特に推薦入試で多くの実績を残してきました。

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卒業生の声
OB & OG Voice

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慶成で勉強したこと、今思い返してみると、楽しかったです。

令和元年度 普通科卒業生
須藤 聖介さん
山口大学 工学部

僕は山口大学工学部電気電子工学科に入学しました。僕が慶成高校にいた時は1、2年生の頃、自分自身があまり1人で勉強するという習慣が無かったので、まずは自主学習に慣れようという意味で大体8時くらいまで、遅い時は9時頃まで学校の自習室に残って、分からない所はそこにいらっしゃった先生に質問するなどして勉強していました。3年生になってからは体調にも気をつけつつ体が勉強に慣れてきたのと、自分の家が学校からバスで1時間程だったので、遅くなりすぎないように家で勉強するようになリました。それでも、理解できない問題や文章があれば付箋を貼って忘れないように先生に質問しに行っていました。塾にはほとんど行っていないのと、部活も自分はやっていなかったので少しずつ地道に勉強を進めていきました。

慶成高校の先生方にはどの教科も分からないところは自分が納得出来るまで説明して下さったのと、授業中に暗記しやすいように印象に残る教え方をして下さったことに感謝しています。また、そこまで勉強勉強と張り詰めた感じも一切なくて今思い返してみると、楽しかったです。