慶成高等学校 校訓

この三文字の漢字に表される精神が本校建学以来の校訓となっています。

学校長挨拶
Greeting of the principal
学校長挨拶

「愛・汗・献」の精神を

学校長

本校は創始者である田所友明先生が、「愛・汗・献」を建学の精神として道徳心を体得させ、学問を愛し、責任を重んじる情操豊かな人間の育成と、徹底した学力の育成を教育方針として、昭和34年に女子の商業教育の充実を図ることを目的に、小倉女子商業高等学校として設立されました。その後、平成7年に普通科と、福祉科の前身である人間科学科を併設、校名を慶成高等学校と改称し、平成10年に男女共学となり、現在に至っているものであります。「愛・汗・献」の精神は校訓として脈々と継承され、輝かしい伝統と校風になっています。

「愛・汗・献」の「愛」とは、相手の幸福のためにつくそうとする温かい気持ち、人が持つ思いやりの心、良心、人が備えている優しさ、「真心」と言えるものだと思います。この真心が人の心に根付いてくると、相手や物事を大切にしようとする気持ちが芽生え、実践したい、働きたい、尽くしたいという心情が現れてきます。この心情から生じたものが「汗」、即ちアセであります。人々のためにアセを流し、善い行いをすることは、健やかな心と身体をつくるだけでなく、幸福感や充実感、爽快感をもたらします。「献」は、ささげるの意味であり、愛と汗の精神を世のため、人のためにささげることで、平和で明るい社会を建設し、健全な繁栄と発展に貢献する調和のとれた人間性豊かな社会人の育成を目指すものであります。

このような素晴らしい人間像を描いている校訓の下で粛々として、しかも意欲的に、教育活動を展開していくことが本校の使命だと思っております。教職員一丸となって、更に充実した教育に専念する覚悟でおります。

愛することは幸福の元であり、汗(アセ)することは発展の元であり、ささげることは信用の元であります。高校生活の中で、「愛・汗・献」の精神を体得し、目標に向かって自らを高めていこうと、日々、真面目にかつ誠実に努力する皆さんの姿勢と態度を期待しております。

学校法人専修学園 慶成高等学校 校長 稲葉 正義

教育方針
Educational policy
教育方針

慶成が育てる3つの能力

Action Thinking Teamwork

多様化する現代社会において知識偏重の教育が見直され、社会人として必要な上記3つの能力の育成が求められています。実業高校として建学以来、実践を重視し、即戦力となる社会人の育成を目指してきた本校においても、改めて学校教育の本分に立ち戻り、社会を支える人材を輩出すべく、上記の能力の育成を目標として掲げております。

慶成が実践する3つの指導

本学では「教科指導」「進路指導」「生徒指導」という3つの柱を中心とした基本的生活習慣の確立を学力向上のキーポイントとして、最終的には生徒の進路実現につなげるという考え方を元に取り組んでいます。

教科指導

本校では3科4コースそれぞれ目標を異にしておりますが、その根底には確かな「基礎学力」が必要であるとの考えで教科指導を行っています。そのため、授業はもちろんのこと、「検定試験前の補習」「成績不振者への個別指導や補習授業」「定期考査前の学習会」など徹底して学力向上に努めます。自分自身の目標達成のためには、何が必要で、何をしなければならないかを常に考えさせることで、最近では生徒から自主的に参加している姿が多く見られます。学業を通じて何事にも自主的に取り組む姿勢が育っています。

進路指導

進路指導部では、1年生の時から総合的な学習の時間やロングホームルームの時間を利用して、就職や進学の進路の意識づけを行っています。外部講師の方の講演や学校見学会・企業訪問などを通じて、少しでも早く自分の適性に気付き、将来の目標設定ができるよう、きめ細かいスケジュールが組まれています。昨年度の就職率・進学率も良い結果が出ています。

生徒指導

上記の教育活動を支える生活習慣を整えることが生徒指導です。まずは「制服の正しい着用」「挨拶の励行」を徹底的に指導しています。これらの基本的なことを徹底することで、学習面にも良い影響を与え、社会人として通用する規範意識を育てます。規則正しい生活習慣を身につけようと努力するうち高校生としての自覚が生まれ、規律を守ろうとする意識が生徒たちの間で年々大きくなっている手ごたえを感じています。このことが進学・就職に関わらず、進路実現に多大な成果を生んでいます。


この3つの柱を中心に入学から卒業まで、一人ひとりに誠意と熱意を込めた、きめ細かな指導することで、生徒の皆さんから「慶成」に入学して良かった、保護者の方から「慶成」に通わせて良かった、と思われる学校を目指し、評価をさらに高めていきたいと思います。それが一人ひとりの進学や就職といった未来へつながっていくのです。

沿革
History
沿 革

慶成高校のあゆみ

大正11年小倉市中島町に専修高等簿記専門学校設立
昭和5年校訓「愛・汗・献」小倉市日明菜園場に仮校舎新築移転
昭和10年九州経理高等学校と改称認可
昭和26年八幡市折尾町に折尾校設立
昭和27年学校法人専修学園に組織変更認可
昭和34年小倉女子商業高等学校創立
昭和62年コンピュータビジネス科新設
平成元年経営経理科新設
平成7年慶成高等学校に校名変更
秀櫻館(特別進学コース)・普通科(進学コース)・人間科学科(介護福祉コース・福祉教養コース・商業コース)・コンピュータビジネス科(専門コース・情報教養コース)新設
平成10年秀櫻館、人間科学科社会福祉コース、コンピュータビジネス科専門コースに男女共学制導入
平成11年学校週5日制を導入
平成12年普通科に男女共学制導入
平成16年人間科学科を福祉科に変更
平成17年全科男女共学となる
平成20年創立50周年
平成27年新館・体育館完成
校歌
School song
校 歌

慶成高等学校 校歌

school song

歌 詞

- 1 -
遠き山々 近きみね
紫雲(しうん)たなびく 丘の上
愛汗献の精神(まごころ)に
睦み親しむ わが学舎(まなびや)

- 2 -
のぼるこの道 朝の道
深きみどりと そよ風に
明けゆく街の すがたみて
希望(のぞみ)はてなき わが学舎(まなびや)

作詞家 阿南哲郎

本校校歌の作詩を手掛けた阿南 哲郎(1903~1979)は、大分県竹田市にて誕生し、4歳で北九州へ。早くより詩人の野中 雨情に私淑し、詩・童謡・校歌など、数多くの作品を手掛けています。久留島武彦門下として、口演童話や創作童話も残しています。この間、小倉到津遊園(現 到津の森)園長に就任し、退職後は社会教育・児童文学活動に従事しました。

- 作品 -
詩集「石にひびく」「あのうたこのうた」「詩と笛」「寄せてかえして(本校校歌掲載)」など
随筆「雨情」など
童話集「よるの動物園」など